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CareTEX2016 専門セミナー特別配信 No2

【タイトル】
 やる気を伸ばす介護人材の育て方 〜従業員満足こそが顧客満足につながる!〜

【セミナー概要】
 経営者にとって介護人財の育て方は最も重要かつ難易度の高い課題です。
 現場との隔たりを実感しつつも、いかにして経営者の理念に近づけるのかが問われています。

【講師】
 ステラリンク(株)たんぽぽ介護センター 代表取締役 筒井 健一郎

(敬称略)

※この動画及び講演内容は、2016年3月18日に行われた、CareTEX専門セミナー(於:東京ビッグサイト)
 での講演を 収録・記録したものです。
※この動画及び講演内容の無断転載・複製を禁じます。
※当社は、当ページのコンテンツ(動画及び全文)の正確性の確保に努めてはおりますが、
 提供している情報に関していかなる保証もするものではありません。

専門セミナー 講演内容全文

■ 司会による紹介

皆様お待たせいたしました。本日はCareTEX専門セミナーに参加いただきましてありがとうございます。これよりセッションナンバー39、人事教育コース、「やる気を伸ばす介護人材の育て方〜従業員満足こそが顧客満足につながる!〜」の講演を開始いたします。はじめに本セミナーの講師の方をご紹介いたします。ステラリンク株式会社たんぽぽ介護センター代表取締役、筒井健一郎先生です。

筒井先生は1999年ステラリンク株式会社社長にご就任。2000年に介護保険市場に参入され、現在デイサービス、特定施設老人ホーム、住宅型老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者住宅など、10事業所を運営されています。2011年に船井総合研究所第2回グレートカンパニー顧客感動会社賞を受賞、2015年に人を大切にする経営学会の、日本で一番大切にしたい会社大賞審査委員会特別賞を受賞されました。

現在、社員を一番大切にする会社作りに、日々取り組んでいらっしゃいます。本セミナーでは、介護事業を営む経営者にとって重要かつ難易度の高い課題である介護人材の育て方について、経営者の理念と、現場の人材との隔たりを解消するヒントとなるノウハウをお話いただきます。それでは、筒井先生よろしくお願い致します。


■ たんぽぽ温泉デイサービスの紹介

皆様こんにちは。たんぽぽ介護センターの筒井でございます。どうか今日はよろしくお願いします。今日はもう3月18日、あと2週間足らずで4月に入り、全国的に桜ももう満開になるかという、ちょうど今その前の時期を迎えて、皆様も新たな年度に向かっていろんなご計画と、これからのことに、今わくわくしている状況じゃないかな、そんな風に思います。今回こうやって「やる気を伸ばす介護職員の育て方」というタイトルを、CareTEXさんの事務局にいただきまして、本当に我々そうかなと思うんですけど、私たちが常日頃取り組んでることを少しお伝えできたらいいかなと思っています。

それでは、進めたいと思います。ここの施設オープンしてちょうど5年経過したんですけど、全国から本当に多くの方々がご見学にお越しになりまして、私たちも非常に嬉しく思っております。また、ご見学になられることによって、職員の見られているからきちっとしなければいけないな、というような気持ちがそこに伝わっているのか。非常に来ていただくことに感謝しております。

ご存知の通り温泉っていう名前がついておりまして、たんぽぽ温泉デイサービス、という名前なんですけど、地下1350メートルからくみ上げたアルカリ弱塩化物泉と言いまして、ちょうど飛騨の下呂という温泉があるんですけど、そこの湯によく似た泉質になります。肌がつるっとしてるというか。上流のほうに行くと美人の湯とか言うのもありますけど、そんなような泉質になります。リハビリプールがありまして、アクアジムというのか、ダイレオさんから納入いただいたステップファイブスリムと言うんですかね。これを取り入れたプールのリハビリとなっております。あとインストラクターによる歩行訓練とか体操とかこんなことをやっています。

リハビリという部門では、ありとあらゆることを取り入れようということで、いろんなことをまあ、これ見ての通りカーブスそのものなんです。ここは貯金教室。いわゆる筋肉を貯める教室なんて名前を付けて、皆さんがんばってます。それから1周100メートルありまして、ここを朝こんな状態で危ないなあって感じなんですけど。実はこの危ないところを察知しながら歩くっていうのが、これが本当のリハビリだと思うんです。絶えず誰かが付き添ってる、じゃなくて自分の力で歩くという。車椅子で来られて大体1〜2年すると杖歩行に変わります。これは私たちがびっくりしてるんですけど、従ってこういう状態ですから、当然転倒も起きます。あえてそれはそういうことが起きるんだ、ということを受けてやってます。歩けば当然転ぶので。それから、ちょっと難しい方はスタッフがずっと付き添いで、こうやって歩いております。

昼食風景なんですけど、ごった返し。上げ膳据え膳ではなく自分でやるという。自分で取る自分で。これ何やってるかと言うと、座る位置を探しているんです。定位置がないもので、約毎日250名ぐらい見えてるんで、自分で座るところ探さなきゃいけないというんで、苦情はもちろんあります、なんとかしてくれと。実はこれ、リハビリなんですよ。自分で膳を持って探して回るというね。これがすごいリハビリになって、元気になっていく姿がここにあるのかなと思います。

あと、これですね。これがリハビリの出発点ですかね。施設内通貨。これ後でまたご説明しますけども。それから若干こんな遊びも入っています。これギャンブルそのものですよね。

あと社員の記念日とか、こういうのたくさんやってまして。目的が力の結集なんですよ。まさにこんなことをやっているということですね。これはあるイベントの合間にこんなことやって、写真なんか撮ってるんですけれども。それから昨日もそうだったんですけど、毎週社内の育成っていうか。毎週やっていかないと約600数名を半月で一巡しないので、年に2回やってます。内容は繰り返しの反復です。考え方とか、行い振る舞い、仕事に入る前のことを毎回毎回繰り返して伝えています。

それから、この写真は「ありがとうカード」ですね。職員が私に届けたありがとうカードが、700枚近くなってるんですかね。溜まってきて、これ何とか返さなきゃいけないということなんですけど。 これは表彰式なんで、お子様があえて参加しているんですよ。これ実は、理由がありまして。後ほどまた詳しくお伝えしたいと思います。今日同じように出展されてるんですけれど、(日本)介護協会の介護甲子園とか、これも2回ぐらい参加させてもらったんですけど、こんなのもあります。

それからもう一つこれは実際現場のほうの話になるのですけど、当社で言ってた。8年前に開発したんですけれど、一昨年またバージョンアップしまして、今クラウドに変わってるんですけれど、送迎からレセプトに行くまで、全てスマホとタブレット、パソコンで対処しています。なんでこんなことをあえて自社開発したかというと、皆さん仕事が終わらないんですね。毎日時間に終わらないという。そういう問題がありまして。何とか定時で全員帰るぞ、ということを昔からやってたんですけど、だんだん仕事が増えてくると帰れないという社員が出てきて。これはまずいということで、システム化しました。これは何かというと、利用するお客様が来られて、帰られたら、仕事終わりという、そういうシステムです。今回ブースを出させていただいているので、ぜひ、帰りにお立ち寄りいただければと思います。

内容はこうなっていますね。スピリッツ、それからモーション、インディペンデンツ、ライフ、エンジョイという、この五つのサイクルをシステムに組み込んであるんで。なんでスマイルシステムかというと、頭文字取っただけのことなんです。こんな内容になっています。

仕事は51通りあります。これが一日の中で全部帰られたら完遂という。それがレセプトまで行くという。こういう流れになっております。

職員等は利用するお客様全員、ICカードになって、これで処理しているということです。これはスマホを当てると読んでくれるんで、読んで、データを蓄積していってすべてにつながるようになっております。これは、ペッパーくんのところのシステムにつなぎたかったんですけど、これつなぐために膨大な費用がかかるんで、今ちょっとお金がないんで、しばらく待とうかなと。今まだ止まっています。ただ遊んでますけど、これ。

先ほど言った温泉デイサービスの契約者数がちょうど6年目になるんですかね。870名ぐらいですかね、今ご契約いただいているのが。そして月間のご利用が6400〜6500ということで毎月。年間で今7万7000名近くいってるんで、今年なんとか8万2〜3000いかないかなとはちょっと期待をしているんですけど。ちょっとまだわかりません。

ちょうど昨年から始まって、今年夏オープンするということなんですけれども。国交省の事業でスマートウェルネスという事業です。東海地区で私達が初めてなんですけれど、サ高住とデイサービス、それからクリニックが3軒入って、認可保育園が入って、それから健康な方のフィットネスセンターとレストラン、カフェと、当社が担うところの総合相談センター。地域の方へのそういうことを9つの事業でスタートする予定なんですけど。うまくいけば6月中には何とかオープンできるのかなと、そんなところです。

ちょっとここで先ほどの施設、どんな施設か、という特集があるんで、映像で見ていただけるといいかなと思います。

■ 映像による紹介

【映像開始】

「おはようございます。」

午前9時すぎ、続々と車から降りてくるおじいちゃんおばあちゃんたち。

「おはようございます。」

なにやら入口が混雑していますが、一体何をしているのでしょう。

「1時でいいですか。」

「はい、1時で。」

「午前中お風呂。」

「午前中お風呂で。」

「午後自由で。」

「午後自由で、はい。」

実はこれ、自分が今日何をして過ごすかを決めるメニュー作り。ここは愛知県一宮市で今、大人気のデイサービス施設。たんぽぽ温泉デイサービス一宮です。一般的なデイサービスは決められたリハビリや、レジャーをみんなそろって行いますが、ここではおよそ250種類のメニューから自分の好きなものを選べるんです。

「検温をやったらね。それからコーヒー飲んで。上に行って歩く。」

「嫌いなことははやらなくて大丈夫ですか。」

「うん、大丈夫、大丈夫。ここは自分のやりたいことだけ。」

メニューを決めた後は、血圧体温を測定し、一日がスタート。このデイサービス、人気の理由は一般的にイメージするデイサービスとは、ひと味もふた味も違うその内容にあります。

「1、2、3、4・・・」

体を動かす利用者たち。その傍らで行われていたのは、パン教室。この日はあんぱん作り。

「これで作って食べれるんですか。

「食べれるよ。」

「そうですか。いつもやってます。」

「やってる。」

作ったパンはお土産で持ち帰ることが出来ます。

「朝ね、朝ごはんにする。」

体操だけでなく、パン作りにパソコン教室、水墨画教室。陶芸教室などなど、まるでカルチャーセンターのようですが、体を動かしたり、頭を働かせたりと、すべてのメニューがリハビリ扱い。水泳のインストラクターが直接指導してくれるプールには、体に負担なくエクササイズを楽しめるアクアマシンもあります。

国内最大級の広さというこの施設。広いフロアから2階を見上げると、なにやら一心不乱に歩く大勢の人々が。およそ100メートルの通路を利用者たちが一周するごとに正の字を記しています。

「おばあちゃん今何周してるんですか。」

「うーんと、もう20。」

「20回。疲れないんですか体大丈夫ですか。」

「いえ。」

笑顔で様々なリハビリに取り組む人々。健康作りに関心があるというだけではなく、もう一つ大きな理由が。

「そうしたら、1000シードお払いします。はい、どうも。」

メニューをこなすたびにスタッフからもらっている紙。これは施設内で使える専用のお金シード。例えば、この通路を徒歩で一周すると100シード。陶芸教室に参加すれば、500シードなど、メニューの内容によってもらえるシードはさまざまです。

「お金を数えてる」

シードは施設内にある喫茶コーナーで、コーヒーやジュースを購入して、飲んだり、売店でお菓子を買ったりするのに使える上、たくさん貯まれば専用の通帳にためることも可能。

「283,000円も。」

稼ぐこと、貯めること、使うこと。この三拍子そろって初めて、生きているんですね。やはり日常生活においても、高揚感を味わえたり、そのためにリハビリする。これはちょっと順番違うかもしれませんけども、やはり目的を持ってもらうということが、とても大事なことじゃないかなと思っていまして。

ここを利用できるのは、介護保険制度で要支援や要介護認定を受けた利用者。利用料金は要支援1の場合、1カ月2,115円に食費が加算された金額となります。利用者の家族からは・・・

「ベタ褒めですね。通帳みたいに、ある程度貯まると入れてくださるんですよね。それも楽しいんだし。」

250種類から好きなリハビリを選び、報酬がもらえる。愛知県一宮市のたんぽぽ温泉デイサービス一宮。お昼時に行ってみると、驚きの光景が。ランチは日替わりで20種類のメニューが用意されたビュッフェスタイル。煮物やお肉、魚料理、デザートなど、自分の体調に合わせて好きなものを好きなだけ食べることが出来ます。

「おいしい、おいしい。もう休みたいけど。ご飯がおいしいから、よう休まん。」

「食べ過ぎちゃって太っちゃう。2キロも太っちゃった。」

食べたい物や量を決めて、お皿に盛り、席まで運ぶ。自分でやるということが自立支援につながるリハビリの一環です。もちろん病気などで食事制限のある人には専用メニューが用意されます。自分で後片付けをすれば、やっぱりシードがもらえます。さらにシードにはこんな使い道も。

こちらは巨大なカラオケルーム。1曲100シードを支払えば歌える、まるでカラオケ喫茶。さらに、こちらは、パチンコ台が20台ずらりと並び。

「どうですか調子は。」

「調子はいいね。」

「調子いい。」

「はい。」

「あ、入った。」

「ブラックジャックっていって、カジノやってるところ。」

本物のルーレット台が完備されたカジノ部屋に。皆さんが遊んでいるのはカードの合計をできるだけ21にするゲーム、ブラックジャック。計算は脳を活性化させる効果が期待できるということで、これも列記としたリハビリ。連日行列ができるほどの大人気メニューです。ちょっと疲れたら、温泉で一休み。地下1350メートルから汲み上げられた天然温泉まであります。

「いいね、長生き出来る。」

「ここに来るとね、スッとするの楽しくて。」

「死んでもここ来たい」

「ありがとう、ええとこ世話してくれた。うちにね、1人でお散歩1人でいるとね。ここへ来とったほうがいいですよ。週4回ぐらい楽しくんでます。」

高齢化社会が進む中、元気に、正しく、健康に。

「いや、もはや何の施設かわかんないぐらい。もう何でもありのアミューズメントパークのようになっていますけどもね。」

「楽しそうですよね。」

「あの施設内で通貨ありましたよね。最近あの制度をいろんな施設が取り入れていて、貯めることで日帰り旅行に行ったりも出来るという、よくわからない感じになっています今。」

「自分で稼いでそれを使って楽しむっていうことにも意義がありそうですね。」

「そういうことですね。」

「夕方4時半から夜の9時まで利用できるナイトサービスという新しい行政サービスも愛知県で初めてやっているそうですよ。」

「笑顔で利用している皆さんの顔を見れば、いやー、いいですね。」

【映像終了】

はい、ありがとうございました。こんな感じかなというのは、映像見ると大体おわかりかと思いますが、こんなのいいの、なんていうそういう声もあるかと思いますけど、やはりこの楽しいっていうことが一つのキーワードにあって、この施設が運営されてます。

■ 介護の仕事について

今日ちょっとロボットとか、なんでしょうかね。日本は人口がこれからずっと少なくなっていくということなんですけど。ある方にいろんな話を聞いてると、20年後、或いはもうちょっと先になるのかな、日本の産業と仕事の49パーセントが知能ロボットに変わって行くとかいう、そういう時代が来るということをおっしゃる方もいるんですけれども。結局、担い手、働き手という意味では非常に人口は減ってくるけど、ある程度そういうところでカバーできるのかな。経済が維持できれば、非常にいいのかなと思うんですけど、それはわかりませんけど。現実はこういうことであって。3,500万人の高齢者がずっと変わらないという。これは列記とした現実かなと思います。そして2011年度から2015年度ですかね。4年間でなんと、9兆円近く社会保障が上がっている。こういった現実もあるのかな、と思います。

さて、今日の本来のタイトルに移っていきたいんですけれど。見ての通り、介護のイメージというのがこの辺かなという、夜勤などもあり、きつい仕事である。給与水準が低いという。将来に不安がある仕事と。給与水準が低いというのは、実は措置の時代から介護と保育も一緒なんですよね。当初、専門学校を出られて保育士になる、或いは介護の職員となる方は、いずれは結婚して、というずっと循環が出来たんだけど、基準はその時のが未だに残っているので、こういう社会現象があるのかなと思うんですけれども。

私が注目しているのはこのまずいイメージじゃなくて、いいイメージがもう一つあるんです。これが間にある、囲ってないこれ、じゃないですか。社会的に意義がある仕事、そしてやりがいのある仕事、自分自身の成長できる仕事であるという。社会的に意義のある仕事。これは誰もが見てくれる約58.4パーセント、6割近い方が思ってるんですよ。従ってこれを前面に出せば、担い手っていうのは、いないんじゃなくていると思うんですよ。まさに働く、人のために役立ちたいというところから思えば、非常にそういう意味では高いレベルの仕事であると。このように捉えられるんじゃないかなと。私たちはこれを前面に出して、就業を進めてます。

■ 理念・行動規範

それではなぜかというと、こんな理念なんですね。輝ける人という、まさに介護というか、こういう福祉という仕事は、社会に貢献する。他にないくらい社会に貢献する仕事なので、結果的にやっぱり仕事で活躍し、光り輝く明るい人っていうんですかね。ここに行き着くのかなって。目指すところはここだよね、ということで、これが私たちの目指す方向です。これ裏がありまして、裏というか、当時600数名、約9割家庭の主婦なんですよ。従ってお子様なり、家庭に旦那様がいて、とこういう関係ですから、家庭の中心的存在は誰か。もう明らかにご主人ではなくて奥様、お母さんですよね。この方が輝やかなかったら家庭って絶対に幸せにならないよ、ということが、歴然として基盤にあるんだなと。そしたらあなたたちが家庭で光り輝く、憧れのお母さんじゃなかったら子供かわいそうだよねと、旦那もかわいそうだよね。そういう自分で成長することをみんなで考えようよう、ということを大前提にしているわけです。

それからもう一つ、こう言った行動規範というのがありまして、当社にはあんまりマニュアルというものが(ない)。部分的にはあるんですけど、ないと言ったほうがいいかもしれませんね。基本的な安全に関するとか、いろんな感染症とか、そういうところにはきちっとあるんですけれど、働き方についてはあんまり仕事の内容のマニュアルがないんです。すべて行動規範でやっている、という。

これ中身は大したことないんですけど、そんなこと分かってるよ、当たり前だろ、と。大人なら誰でも、というけど、じゃあ、あなたやってると言うと、うんとこうなるんですね。これがやれたら一流の人と言われる、という意味だと思いますけど。ここを基準に仕事をしようよ、ということを常々進めてます。

■ 委員会活動での運営

それから運営に関しては、皆さんと一緒で委員会があって、委員会活動で全て運営してます。リーダーというか上に立つ人っていうのは、いろいろ苦しいものもあるんですけど、この辺がやっぱり分かってないとだめだよね、というのがあって、当社の10カ条があります。これはちょうど3年は越えたんですかね。こういう仕事をしてて、施設でたばこを職員が吸ってるなんて、これまずいよね、というのがあって。私、施設長会でちょっと言ったら、周りから、何馬鹿なこと言ってんだ、という。わっと来るわけですよ。勝手だろ、たばこぐらい、という。まあ、うわーっと来るんです。ああ、そうきたかって。

それであえて私が言うことをやめて、よし、これを誰かに担ってもらおうと思いまして。ある課長に頼んで、ちょっと、とか言って。禁煙というこのテーマを、全館禁煙、全施設禁煙ということで取り組んでくれないかって言ったら、彼ぽかんとしまして。社長、私たばこを吸うんですよ。分かってる、だから頼むんだよ。だから君に頼むんじゃないかと言って。彼ちょっとしばらく棒立ちしてましたね。それからちょっと別れて30分ぐらいして、また私のところに来まして。社長、半年時間をいただけませんかって言ってきた。おお、いいじゃない、半年でいいのって言ったら、半年で、と言って。

彼がやったことがあるんですよ。その場で彼、たばこを止めたんですね。そして何をやったか。もう文献を全部調べたんですね。インターネットから医学的なものまで調べて、データを全部そろえて、みんなにばーんと打ったんです。そして、アンケート取ったみたいですね。これ絶対まずいんだよね、たばこはということで。それをまず前提に、そのあとやったことがあるんですよ。こうやっていろんなことをやって、彼は1人ずつ味方にしていったんです。1人ずつ。半年かかったんです。半年すると大体…でもタバコを吸う人って20パーセントぐらいの方ですから。うちでは120名ぐらいですかね。60名ぐらいが大体止めれば、あとは流れで、だーっといくわけですね。半年後、大きな看板を掲げて、全施設ばーんと打ち出したんですね。

相当反対した部長もいるんですよ。冗談じゃないと。たばこぐらい勝手だろうとか言って。私には面と向かって言わないんですけど、陰でそんなことがバンバン入ってくるんで。そうか、そのうち見とれ、的なね。そしたら、どういうわけか全社的になってしまいまして、今では、たばこを吸わない人、止めない人もいるんですよ。ただ、出社して帰るまでは一切吸いません。到着した時に車でばーっと吸うかも知りませんよ。いきなり仕事終わって車乗ってばーっと吸うかも知りませんけど、社内ではすべて禁止になっています。

それはここに書いてある通りなんですね。決心、覚悟とか協力者を得るとか、一歩ずつとか、諦めないとか。こういうことを一つずつ彼はやっていたんですよ。結果的に全社的になっていったと。これたった1人から始まるんですけどね。こんなことが一つのリーダーとしての10カ条のエピソードが、ここにもたくさんあるんですけど。時間があればお伝えできると思うんですけども、飛ばします。

■ 管理者の条件

もう一つは、管理者っていうか、上に立つ人の一番は人望人徳と言うんでしょうかね。これなくして幾ら仕事が出来るって言ったて、誰も言うこと聞かない。誰もついてこないんだよ。まず、ここが一番かなと。それから二番目は諦めない。先ほど、たばこの禁煙活動推進者、最後まで諦めない。忍耐強いというか、できるまでやるという。何を言ってもネアカでなければいけないというか。どんなことにも前向きというか。決して否定的ではなく、肯定的であるという。そういうタイプでないと、なかなか上に立てない。違う人が立っちゃうと、現場は困っちゃうと。これが私たちの一つの条件になってます。

■ 一緒に働く仲間の採用

そして、今度は採用とか、一緒に働く仲間についてなんですが、やっぱり価値感というか、これが共有できていないと、なかなかそうは言っても上手くいかないかなと。従って、入口でかなり、採用に関しては厳しくなってます。1月が69名ノックがあって、実際に採用者は6名ぐらいだったんですよ。2月が48名アプローチがあって、面接やなんだかんだで、最終的には7名ぐらいしか採れないんです。これ全てパートさんなんですけどね、非正規職員なんですけど。採れないというか、採らないというか、こういうところがあるのかなと。価値感が共有できないと先程、頭にありました、社会に意義ある仕事とか。あるいは、人の役に立ちたいとか、自分の成長とか、そんなところが一つの基準になっているわけなんですけど、そうやって来た人を採れば、何の問題もなく非常に後が楽ですよね。それがやっぱり違う方向で来られちゃうと後が大変だということになるのかな、と思います。

これなんですよ。このお金のために、というのがあるんですけどね。何のために働くのか、というとお金のために。もう無理ですね。大体これだともう、すぐ辞めちゃう、とかね。もっと少しでも10円でも、とか言いながら高いお金をして(求めて)。渡り鳥的な方になってしまうんでしょうけど。この仕事は周りの幸せのためにやるんだと、これが私の仕事というぐらいなっていくと、もう全然違いますよね。それからあとは、自分の願いとか、目的とか、こんなところがあるのかなと思います。

従って、仕事って何っていうことをしっかり自分で分かってないと、何が起きるかというと、上手くいかないことは、人のせいになったり、愚痴になったりね。批判になったり、という。そんな人たちが一緒にいたんでは、仕事にならないんでね。そういうことがあるので、この辺は何回も確認しながら採用の段階から来て、実際働き出してどうか、ということを繰り返し繰り返し、反復の研修をしていくということです。

モチベーションですよね。どうやったらモチベーションが上がるかとか。どうやったらあの子たちがその気になるかって、いろんなことを言うけど、実際はこういういろんな人間順守とか、高い理念とか、こんなこといろいろ言うんですけど、本質は思いやり、誠意、真心。これなくして人は動かない、ここに全て行き着くと思うんですよ。これが根底基盤かなと。これがあれば、初めて人間関係の信頼が出来ていって、施設長のためならとか、あるいはお客様のためなら、一緒にこの人のためなら、頑張ろうとか。そこで一所懸命さが出てきて自分が前にどんどん進んでいって。ある時期がきて気が付いたら、3年前の私と、今の私こんなに変わってたんだ、というのが周りから言われて分かるとか。そんなことがあるのかなと。

■ ありがとうカード

それからこれは私的な感覚なんですけど、35歳の時に力も能力もお金もないのに会社を設立しました。うまくいったんですよ、35歳で。破竹の勢いで伸びていって。ちょうどこんな感じでしてね。私がボスで、お前ら頑張れって。家に帰るなとか言いながらね。何やってんだ、とか言ってやっていた時代があるんですよ。ちょっとおかしくなったな、と思って社長が現場に行って、よし、俺についてこい、なんて言っていた時代があるんですよ。ふっと後ろを見たら誰もいなかった。48歳の時。だから、この会社、私、辞職しました。ちょうどこのぐらいでした。働いてる人はやらされ感ですから。面白くも何ともないわけですね。50歳の時に介護というところに、最初ボランティアで始まったんですけど。二度と社長なんかやらない、と思ってたんですけど、やることもなくて。それならということで、これだけ自分で奈落の底に落ちて失敗しているわけですから、こりゃいかん、ということで進めたのがみんなで幸せに向かっていくんだという、共感共鳴の会社を作ろうと。これが、今のたんぽぽ介護センターの始まりでした。

これで今ちょっと私の机の話をしたんですけど。汚い机ですけど、これ当初お金がなくて、リサイクルショップで買ってきた机が未だに私の目の前にあるんですけど。ここにこう、ありがとうカードというね、これが置いてあるんですけど。私の思いなんですよ。人間、ありがとうっていう時にこうやってカードを送ったり、あるいは言葉にしたり、それを伝えるのかと考えれば、傲慢な心では絶対にありえないです。謙虚になった時、初めてありがとうと言えるんだよね。そういった謙虚さを兼ね備えるということをみんなでやる。そうすると、あなたって本当に魅力的な人になっていくよ、と。こういったことをお互いに伝えながら、こういうのを利用しながらということです。もちろん皆さんの職場でもこういうことはたくさんあるんじゃないかと思いますけれども、こんなところに使っています。

■ お母さんのレポート

これ、東海地方中日新聞という記事なんですけど、この方、SHさんというんですけど。自分のお母さんが介護状態で兄嫁が見てるんですね。時折、兄嫁のところに行ってお母さんの世話したくて、お母さんどう、とか言って車椅子を触ったりすると兄嫁が言うそうです。触らないで。やり方があるんだからって。で、ショックを受けて。なんで親の世話もできないのか、と。それで、ヘルパー養成講座にて、たんぽぽをノックしたんです。5年前の話なんですけどね、当時58歳ぐらいだったと思うんですけど。その時に娘さんと旦那さんが言ったそうです。お母さんやめてって、なんでそんな大変なところ行くのよ、って。もうその歳でそんな無理しなくてもいいじゃない。やめてよって言ったんだけど、母親との思いがあって来たんですね。

来たら彼女、ちょっと年配の方なんですけど、若いスタッフがものすごく丁寧に、重たい物なんか「SHさん、私たちがやるからいい」と言って、若い人たちが進んで大変な事をやってくれるところに彼女は感動しちゃうんですね。それから仕事をすると、たまたま来たところがオープン厨房のところに今、いるんですけど。厨房のスタッフをしながらお客さんとの会話が多いわけですよね。目の前にいるわけだから。いつもありがとう、今日は美味しかったよとか言われると彼女嬉しくてしょうがないわけです。それを毎日家に帰って、夕食の時に、ご主人と娘さんにいつも話してた。そのうちにご主人と娘さんがあれだけ反対していたのに、お母さん、頑張って行って、介護って楽しいんだね、頑張って行ってと言って、逆に頑張ってと言って送り出すようになっていた。

そのことを彼女はレポートを書いたんだよね。私たちの会社、すごくレポートが多いんですよ。いろんなレポート書かなきゃいけない。それを書いて、それを私が一昨年、本を出版した時に、彼女のレポートを載せたんですよ。それを新聞社の記者が読んで、電話してきて、SHさんに取材したいんですけど。何でですかと言ったら、これを読んでこれをぜひ取材したい。記事に載せたいって言うんで、彼女に聞いたらいいですよ、ということで。ちょこっとコラム程度に載るのかなと思ったら、どかんと、こうなっちゃって。これ誰が喜んだと思います、一番。ご主人と娘さんだったんですよ。すごい、うちのお母さんは輝いてる、というね。家族がそのように思っているんです。そんな出来事があって、こんな記事がたくさんあるんですけど、今日はこれをご紹介しました。

これ現場の。こんな感じですかね。10代がやっぱり少なくて、20代、30代、40代、50代、60代を置いて70代が19人いるんですけど、結構年配の方がみんなこうやって、やっているわけですよ。こういうイベントと、もう一つこれ。全施設に託児所が置いてあるんです。託児所を利用している職員は120名います。2月はちょっと少なくて109名とか言ってますけど。大体多いと、夏あたりは130名ぐらいなんですかね。全施設に託児所があるので、それで特に看護師ていうか、大変かなと思うんですよ。同社はおかげさまで49名います。これは託児所のおかげだと思いますけど、結婚して子供が生まれて、病院を退社して、でも働きたいわっていう若い看護師さんたちがたくさん来てますので、随分、それは助かっています。託児所を設けていると、これは一つの先ほど、顧客集客ともう一つは担い手の確保、という2つの課題が介護界にあるかと思いますけど、それには一つのいい手かなと思います。

これ、ずっとやっているわけです。まだまだ道半ばでございますけど。先ほど、たばこの禁煙推進者、彼です。彼ちょっとムッとしている顔をしているんだけど、ニコッとするといい顔なんですよね。笑顔っていうのはこういうもんだなと思っております。この写真は表彰状、いきなりあるんですけど、影で支える大賞なんでサプライズでやったんですよ。泣かれてしまいまして。私も困ったんですけど、おいおい泣かれて、そんなこともあります。

これ先ほどちょっと言いました。これ、表彰式やってるんですけど、大勢のスタッフとするんですけど、間に子どもがいると言ってましたね。この子ども。この姿を見て、子どもなんて言うと思います。お子様が家に帰って。「お父さんね、今日お母さんすごくかっこよかった。本当だよ、お父さん。だから私大きくなったら、お母さんみたいになる」、こうやって言うんですね。「僕も頑張る、勉強する、お母さん手伝うよ。」結局この家族たちの最大の願いは何か。子どもに幸せになってもらいたい、という子育てと、子どもの幸せになってもらいたい、という願望はすごく高いわけですよね。それは当然ですよ。そして幸せになっていきたいという願望を持っているんで。それでやったら、いい塾入れて、いい大学入れて、一流の企業に入れる、ということよりも、背中で教えるという。これがどれだけ将来、子どもの成長につながるか、きっとこの子たち放って置いてもお母さんを飛び越えて、素晴らしい人間たちになっていくんではないかと。これが一つの働く目的でもあるよね。職場で活躍し光り輝く憧れのお母さんになろうよ、と。これがたんぽぽの見えない一面です。みんなでこれをやろうよ、ということをやってるわけですかね。先ほど、ありましたよね。社会に価値ある仕事を。そして、そこに自分の成長とか、もっと挙げれば、いろんなことがあるんでしょうけど、そこに位置付けをして考えると、結果的にこういうことが行き着くのかな、とそんな風に思います。

■ 介護甲子園のプレゼンテーター

それから、たんぽぽマイスターなんてこれもやってるんですけど、これもなかなか結構大変で、もう足掛け8年なんですけど、未だにマイスターがいないという、悲しい話でございますけど。あとイベントでしょうか。今日、介護甲子園の方が出演されていましたけど、第3回・第4回に出ているんですかね。ちょっとこの彼女、今、26歳。今日来てるんですよ、ブースの方に。26歳になったのかな。16歳の時に当社に来ました。ある方に頼まれて、預かってもらえないか、と。いろいろとあったんでしょうね、彼女も。(彼女が)来て私、見まして、大丈夫かな、この子と。いや、大丈夫かなと言いながら、責任は持てませんけど、できる限りのことはいたします、ということで預からせていただいて。それから20歳になった時。俄然変わってびっくりしましたね。途中を私知ってるんですけど、直接私、彼女とは仕事をしてないんで、20歳。4年経った時にびっくりしました。字もあまり書けない子だったんですよ。もちろん書けるんだけど、文章はあまり書けないくらいで。それが俄然変わって。ええ、ここまで変わったのって。それは背景があって、一緒に働く仲間、それがお姉さん、お母さんたちだったんですね。この頃から言うと。彼女たちが、その彼女を一生懸命守ってあげたんですよ。で、4年経ってみたら、ここまで変わるかってぐらい変わりまして。

それから更に5年。第4回介護甲子園のプレゼンテーターで出てるんですね。日比谷公会堂でやってたんですけどね。あれ見て泣けましたね、私も。ここまで来たか、ということでね。そして、終わって帰ってきたら、こんな手紙が私に来ました。最後のところ、「本当にありがとうございました。一生忘れない経験になりました。これを機に今まで以上に自分を磨いて、たんぽぽとして恥じない社員を目指します。本当にありがとうございました。」と来た時、私、泣きましたね。あの子がここまで。あの字も書けなかった子が、ここまで綺麗な手紙を書くかと思うとね。もう嬉しくて嬉しくて。今、兄弟、お兄ちゃんが2人いるのかな彼女が一番下で。お母さんが頼りにしているのは、彼女なんです。彼女が本当の頼りで。それはそうですよね。26歳ですから、もう数年すると結婚するんでしょうけど、彼女は立派な家庭を、私は作っていくと思います。そんな風に私思いまして、非常に嬉しいかなと。やっぱり職場とか、仕事というのはやっぱり、もう一つ社員を育てるという大切な役割があるのかな、と。そんな風に思います。

■ 感動の職場

そして、なんでこんなことを言うかというと、感動の職場を作ろうと。皆さん、お客様満足とか、社員満足とか言うじゃないですか。そうやっておっしゃりますよね。私それは嘘だと思ってるんですよ。満足って一体何なんだろう、と。例えば、働く社員に給料上げて、って。分かったよ。給料上げてあげるね、どうだと。ありがとう、嬉しいって。3日経ったら忘れてますよ。3ヶ月経ったらもっと上げてくださいって言います。例えば、お客様にいろんなこと言われるじゃないですか。分かりました、ってやります、とか言ってやる。やるとまた、次を言ってくるんですよ。わかりました。どこまでいってもきりがない。満足は損得の世界である。損したか得したかっていう世界。これはもう、やったらだめだなっていうことが、だんだん気がついてきまして。これって違うものってどういうことなんやって、ワイワイやりましたら、感動だよねえ、って言葉が出てきましたね。

感動ってなんだって。喜び、幸せ、幸福感のことじゃないですか。これってお金がかからないんですよ。しかも、繰り返し反復で効果がある。しかももう一つは感性の高い人にしか、なかなかし得れないというかね、何も考えずにこんなことは出来ない、ていうかね。心に訴えていかないと、あるいは、感性高くいかないとなかなか難しいのかな、と。感動というところに置き換えていこうよ、と。そういう職場を作ろうよ、と。そして、お客様に感動伝えよう、と。これを一つの合言葉というか、常々この言葉を使ってます。

これ私事ですけど、若い頃から、子供の頃から、大人が言っていた言葉ですよね。これ大好きなんですよ。いまだに私の体の中に息づいているのか、上杉鷹山、米沢藩のね。江戸時代の話ですけど、改革の火種ね。改革の火種ということで未だに私、大好きな言葉です。

感動を溢れる幸せの職場づくりという。こんなことやってたんですよね。私は、彼女たちのことをたんぽぽ介護の天使たち、なんて。やめてくださいとか言う人もいましたけど、これずっとやってて。なんでこんなこと言っていたかというと、たんぽぽという一つの施設の職場づくりは、彼女たちが幸せを運んできてくれるんです。約600名の職員の皆さんが。そして、このたんぽぽという職場は形成されていると。これをなんとか伝えたいな、ということで本を出版しました。これが「感動が幸せの職場を作る」というタイトルになったんですけど、本当は私は「たんぽぽ介護の天使たち」というタイトルにしたかったんですけど、編集の方がちょっとそれじゃいかん、ということで、変えてくださいと言うので私が従った、ということですけど。

ぜひ、今日帰られたら、明日の朝でもよろしいので、目の前のパソコンに向かって、「感動が幸せの職場を作る」で検索マークをクリックしてください。ポコン、と出てきますんで。そしたら、買い物かごに1個入れていただく。よろしいでしょうか。余分な真似をさせていただきました。よろしくお願いします。

先程、ご紹介ありましたように、2011年度の船井総合研究所。ちょっと私、恥ずかしかったんですけどね。うちでいいのというのがありまして。グレートカンパニーアワードで顧客感動会社賞を受賞しました。これ皆さんご存知でしょうか、日本で一番大切な会社、坂本光司先生がやっている人を大切にする経営学会というのがあります。これ、もともとは中小企業庁から経産省が入って、今、厚労省が入ってバックアップしてくれてるんですけど、こういう風に日本で一番大切にしたい会社大賞という。来週、第6回目があるんですかね。来週水曜日また表彰があるんですけど。なんと昨年これに表彰されまして。ええ、いいの、恥ずかしいな、と思いながら、こんな感じで表彰式を受けました。嬉しかったですね。そんな立派な会社じゃないのにこんなところで賞をもらって、と思ってるんですけど。でも、いただくとやっぱり嬉しくなりますね。ただ、今、恥ずかしいな、という思いもあるんですけど。まだまだ、道半ばです。うまくいっていないのが現実かな、と思ってますけど。こんなことがあります。

時間を大分過ぎているようですけど。これは、わが社の合言葉なんですよ。なんだそりゃ、と思うでしょ。皆さんこんなこと、ありません。仕事をしても、何をしても、家庭のことでも、人生でも、とっかかり引っかかり、もう、うまくいかない。どうにもならん、とかね。思う通りにならないっていうのが、もう現実。自分の思う通りにならない。こういうのがあるんじゃないかと思うんですよ。なんで部下のあいつは俺の言うことを聞かないんだ、と思ってイラッとしません。イラッとしません、皆さん。大体普通イライラっとして、爆発するのがあるんですけど。

イラっとするっていうその根源は何かというと、思い通りにならないからなんですよね。私たちは、こうやって言ってるんですよ。人の意思決定はできないんだと、絶対、不可能なんですよ。ただそれでいいか、と言うんじゃなくて、それから先程の10カ条があったんですけどね。ただ毎日こう見えることがある。悩み、苦しみ、その時に必ずこれを言葉にしようと。どうせやるなら楽しくやろうぜ、笑って、今日も一日笑顔で行こうと。これをやっていると、結構問題解決で前進していくんですね。不思議なくらい。朝起きた時によし、今日はあれがあったな、と思いながらも、よし、楽しくやろうと。こんな心境を腹にガンと据えると、結構前進して行くんじゃないかなと、そんな風に思います。ぜひ、明日から試してみてください。楽しく。

最後に福島正伸先生の言葉がありましたよね。どんな仕事があっても、そこから得られる報酬は感動である。この感動ってさっき申し上げました。喜び・幸せ・幸福感ですね。仕事はこれだから楽しいんですよ。だから仕事は楽しいという。ここに行かないと本当の仕事にならないのかな、とそんな風に思います。

私、最初はタイトルが、こんなタイトルだったんですけど、本当にそうなってんのかってことは別にしながら、なかなか結構重たいタイトルだったんですけれども。ぜひ、ご参考になるところがあれば、ぜひともありがたいかなと思います。ちょっとも時間も経過しましたので、ご清聴ありがとうございました。

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(敬称略)

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